新NISAに向けたSBI証券での投信積み立てを考える OLIVEプラチナプリファードは作るべき?

2023/06/23

中・長期投資

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新NISAに向けたSBI証券での投信積み立てを考える
OLIVEプラチナプリファードは作るべき?

こんにちは。

2023年から始まる新NISAに興味があり、いくつか記事を書いてきました。

2024年から始まる新NISA制度について、証券会社の株価にどんな影響があるか考えてみました。新NISAでは、現行のNISAで保有している商品を新NISAに移管する需要が高まり、証券会社の収益が増えるなど、証券会社株が狙い目になる可能性があります。
新NISA制度に合わせて証券会社株が狙い目になる可能性を考える記事です。具体的に関連しそうな4つの銘柄を紹介しています。
新NISA制度は、非課税投資枠の拡大や無期限化など、利便性が向上します。この制度改正により、証券会社株に注目が集まる可能性があります。ここでは、前回に続き関連しそうな5つの銘柄を紹介します。


ちなみに私は現在SBI証券を使っているので、新NISAでもSBIで投信積み立てをしようと思っています。そこで、SMBCグループとSBI証券が提供する総合金融サービス「OLIVE(オリーブ)」の中でも、最上位ランクのカード「OLIVEプラチナプリファード」について調べてみました。このカードは、SBI証券のクレカ積立を利用すると5%のポイント付与があるということで、投信積み立てにおすすめだと聞きましたが、本当にそうなのでしょうか?

この記事では、OLIVEプラチナプリファードのメリットとデメリット、そして投信積み立てにどう影響するかを考えてみたいと思います。

OLIVEプラチナプリファードとは

OLIVEプラチナプリファードは、OLIVEフレキシブルペイの最上位ランクのカードです。OLIVEフレキシブルペイは、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いカード、キャッシュカードの機能が1枚に集約されたオールインワンカードで、アプリで支払い方法を切り替えられるという特徴があります。また、対象のコンビニや飲食店でVisaのタッチ決済を利用すると最大15%のポイント還元が受けられます。

OLIVEプラチナプリファードは、OLIVEフレキシブルペイの中でも特に高いポイント還元率や付帯保険などの特典がありますが、その分年会費も高くなっています。具体的には以下のような特徴があります 。

  • 年会費:初年度無料、翌年度以降3万3,000円(税込)
  • ポイント還元率:クレジットモード・デビットモードで1%、ポイント払いモードで0.25%
  • ポイント特典:年間100万円利用ごとに10,000ポイント付与(最大40,000)
  • 付帯保険:海外旅行傷害保険やショッピング保険など
  • その他:空港ラウンジや特約店でのポイントアップなど

OLIVEプラチナプリファードのメリット

OLIVEプラチナプリファードのメリットは、主に以下の3つです 。

  • SBI証券のクレカ積立で5%のポイント付与がある:SBI証券では、毎月一定額を自動的に投資信託や株式などに積み立てるサービス「クレカ積立」を提供しています。このサービスを利用すると、積み立て金額の5%相当のポイントがOLIVEプラチナプリファードに付与されます。例えば、月5万円の積立を行った場合、年間で3万ポイントが付与されます。これは、年会費の約9割に相当するため、ほぼ年会費無料と同じ効果があります。また、積み立てた投資信託や株式からも利益が得られる可能性がありますので、投資初心者にとってはメリットが大きいと言えます。
  • ポイント還元率が高い:OLIVEプラチナプリファードは、クレジットモードやデビットモードで1%のポイント還元率を誇ります。これは、一般的なクレジットカードやデビットカードの0.5%よりも高い水準です。また、対象のコンビニや飲食店でVisaのタッチ決済を利用すると最大15%のポイント還元が受けられますので、日常の買い物でもポイントがたまりやすくなります。さらに、年間100万円利用ごとに10,000ポイントの特典もあります。
  • 付帯保険やその他の特典が充実している:OLIVEプラチナプリファードは、海外旅行傷害保険やショッピング保険などの付帯保険があります。海外旅行傷害保険は、カードで旅行代金を支払う必要はなく、カード発行後1年以内に海外旅行に出発すれば自動的に適用されます。ショッピング保険は、カードで購入した商品に万一破損や盗難などの事故があった場合に補償されます。また、空港ラウンジや特約店でのポイントアップなどもありますので、旅行好きやお買い物好きにとっては魅力的な特典です。

OLIVEプラチナプリファードのデメリット

OLIVEプラチナプリファードを作るデメリットは、主に以下の2つです 。

  • 年会費が高い:OLIVEプラチナプリファードは、初年度は無料ですが、翌年度以降は3万3,000円(税込)の年会費がかかります。これは、一般的なクレジットカードやデビットカードよりも高い水準です。SBI証券のクレカ積立を利用すれば年会費ぶんのポイントを得ることができるかもしれませんが、それでも毎月上限額である5万円の積立は継続必須というところでしょう。また、クレカ積立を利用しない場合は、年間200万円以上の利用が必要とされます。これらの条件を満たせない場合は、年会費分のメリットを享受することが難しくなります。
  • 自動的にクレジットカードも含めた契約となる:OLIVEフレキシブルペイは、デビットカードだけでなく、クレジットカードも含めた契約となります。つまり、OLIVEフレキシブルペイを作るということは、クレジットカードの審査にも通る必要があるということです。また、クレジットカードの利用限度額や支払い方法などにも注意する必要があります。デビットカードだけを利用したい場合は、この点が不便に感じるかもしれません。

OLIVEプラチナプリファードの損益分岐点

OLIVEプラチナプリファードを作るかどうかを考える際に、もう一つ重要なポイントがあります。それは、このカードを作成する損益分岐点です。損益分岐点とは、年会費やポイント還元などを考慮したときに、カードを作って得られるメリットがコストを上回るようになる最低限の利用額のことです。つまり、損益分岐点以上の利用額があれば、カードを作って得するということです。

OLIVEプラチナプリファードの損益分岐点は、カードの利用状況によって異なりますが、一般的には年間200万円以上の利用が必要とされます。しかし、SBI証券のクレカ積立を利用する場合は、5%のポイント付与がありますので、損益分岐点は大幅に下がります 。例えば、月5万円の積立を行った場合、年間で3万ポイントが付与されますので、残り3000ポイントを通常利用で獲得すれば損益分岐点を超えることができます。つまり、年間90万円程度の利用で元が取れるということです。また、Oliveフレキシブルペイの利用や特約店でのポイント還元率アップなども考慮すれば、さらに損益分岐点は低くなります 。

OLIVEプラチナプリファードは作るべきか

OLIVEプラチナプリファードは、SBI証券のクレカ積立を利用すると5%のポイント付与があるという大きなメリットがあります。これは、新NISAに向けた投信積み立てにおいて、非常に有利な条件です。また、ポイント還元率が高く、付帯保険やその他の特典も充実していますので、カード自体の価値も高いと言えます。

しかし、年会費が高いというデメリットも無視できません。クレカ積立を利用しない場合は、年間200万円以上の利用が必要とされますので、カードを作るだけでなく、積極的に使う必要があります。また、クレジットカードも含めた契約となるため、自分の支払い能力や信用状況にも注意する必要があります。

したがって、OLIVEプラチナプリファードを作るかどうかは、以下のような点を考慮して決めるべきだと思います。

  • SBI証券のクレカ積立を利用するかどうか
  • 年間200万円以上のカード利用が可能かどうか
  • 付帯保険やその他の特典を活用できるかどうか
  • クレジットカードも含めた契約に問題がないかどうか
  • 損益分岐点以上の利用額が見込めるかどうか

私個人としては、SBI証券のクレカ積立を利用して新NISAに挑戦したいと思っていますので、OLIVEプラチナプリファードを作ることにしました。年会費は高いですが、ポイント還元や特典を上手に活用すれば、元が取れると思います。

まとめ

この記事では、新NISAに向けたSBI証券での投信積み立てを考える際に、OLIVEプラチナプリファードを作るべきかどうかを考えてみました。OLIVEプラチナプリファードは、SBI証券のクレカ積立を利用すると5%のポイント付与があるという大きなメリットがありますが、年会費が高いというデメリットもあります。そのため、自分の利用目的や予算に合わせて、メリットとデメリットを比較して決める必要があります。

私は、クレカで投信積み立てしたいと思っていますので、OLIVEプラチナプリファードを作ることにしました。具体的には、月5万円の積み立てで年30,000ポイント、それ以外に日常で100万円使い1%還元+10,000ポイント、年間計50000ポイントを目指したいと思います。でも、これならOLIVEゴールドでもいいのかな…と思ったり。


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