「小さな仕事」が日本社会を救う理由とは？坂本 貴志さんの本を投資家目線で読んでみた

こんにちは。

今回は、坂本貴志さんの書いた『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』（講談社現代新書）という本の書評です。この本は、定年後の人々が「小さな仕事」を通じて社会に貢献することの重要性を提案しています。著者は、人々が仕事を続けることで生きがいや社会の活性化が促進されることを豊富なデータと事例からわかりやすく解説しています。

私はこの本を投資家目線で読みましたが、内容が「定年後」なので、投資家であれば「FIRE後」の参考になるかと思います。

この本の気になる点

前述をふまえ、気になる点、参考にすべき点、は以下のような部分です。

• 年収は300万円以下が大半
• 減少する退職金、増加する早期退職
• 純貯蓄の中央値は1500万円
• 70歳男性就業率は45.7％、働くことは「当たり前」
• 多数派を占める非正規とフリーランス
• デスクワークから現場仕事へ
• 50代で就労観は一変する
• ６割が仕事に満足、幸せな定年後の生活
• 経済とは「小さな仕事の積み重ね」

これらの事実を見てみると、定年後は自分に合った「小さな仕事」を選択することで、心身共に健康で充実した生活を送れる可能性が見えてきます。また、「小さな仕事」は、地域や社会にも様々な恩恵をもたらします。

「小さな仕事」は、それぞれが社会の一部を支えており、経済の発展や安定にも貢献します。著者は、経済とは「小さな仕事の積み重ね」であると言っています。

まとめ

この本は、定年後の人々が「小さな仕事」を通じて社会に貢献することの重要性を提案する書籍です。この本を読むことで、定年後の生活や仕事に対する考え方が変わるかもしれません。定年後（FIRE後）も社会と関係を持ち続けることは、心身ともに健康で生きていくには大事なことだと思います。

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